- 大 山城
沖縄情熱農園の使命。沖縄の農業を世界へ。
最終更新: 2019年5月16日

はいさいぐすーよー、ちゅーうがなびら。
(こんにちは、ご機嫌いかがですか?)
今日は、沖縄情熱農園が農業を始めた理由、農業を通して成し遂げたいことをお伝えします。
アウトライン
1.ミッション
2.ビジョン
3.なぜパッションフルーツなの?
ミッション - 沖縄情熱農園の使命 -
私たちは「沖縄の農産物で人々の未来に幸せと健康を届けたい」と思っています。なぜなら、このミッションは2つのことを同時に達成できると考えているからです。
1つ目は、沖縄の農産物の世界的プレゼンス向上による、生産者の生活を保証できること。
沖縄の農家の平均収入は年間100万円程度と言われています。
それは、決して農産物の質を反映しているわけではありません。沖縄県の農産物は小規模で作られているため、高品質であることが多いのです。
ではなぜそんなことが起きているのか?
それは、低賃金の沖縄の生活レベルに合わせた価格帯でしか販売できないという理由や、県外のバイヤーへの依存による低価格化という理由があります。
沖縄県産の高品質な農産物を世界にアピールすることで、まずは生産者の生活を豊かにするのが1つ目の使命です。
2つ目は、すべての人に元気に充実した生活を送ってもらうこと。
一般寿命と健康寿命の違いはご存知ですか?
一般寿命が人間が生まれてから死ぬまでの長さのことを言いうのに対し、健康寿命は人の手を借りずに元気で生きている期間のことを表します。
この一般寿命と健康寿命の間には男性で9年間、女性では12年間の乖離があります。つまり、最低でも9年は介護されながら生きる期間があるということなのです。
私たちは、できるだけ長くみんなが自分の力で生きることができるといいなあと思っています。そのためにも、農薬を使っていない、安全で、美味しく、元気が出る新鮮な農産物を提供したいと思います。
「本当に美味しいものを食べた時の毎日の幸せ」「果物がくれる活力」「安定した生活」を提供する。そして「沖縄の農産物で人々の未来に幸せと健康を届ける。」
これが、私たちのミッションです。
ビジョン2025 - アジアへ沖縄の青果を届ける -
沖縄情熱農園は「沖縄特有の農作物の価値を見直し、日本全国・アジア・世界に届ける農家」というビジョン(未来の理想像)を持っています。
パッションフルーツ、スターフルーツ、グァバ、ドラゴンフルーツ、アテモヤ、バンレイシ、マンゴー、マンゴスチン。
日本本土に住んでいる方で、これらの果実を日常的に食べられている人はあまり多くないと思います。中には、聞いたことも無いという方もいるかと思います。
人生をもっと豊かにする沖縄の農産物を絶対に食べてもらいたい。
沖縄情熱農園は「沖縄特有の農作物の価値を見直し、日本全国・アジア・世界に届ける農家」でありたいという2025年のビジョンを持っています。
世界でも認められる、温帯・熱帯・亜熱帯フルーツがここ沖縄に眠っているのです。
なぜパッションフルーツなの?
きっかけは、2011年。
山城秀正がお兄さんのパッションフルーツ農家を手伝ったことから始まりました。
それまで公務員として35年以上働いてきた彼が、農業を体験しその清々しい仕事に魅了されたのです。
それから、パッションフルーツのみんなを元気にしてくれる甘ずっぱい味に感動し、独立農家の道を歩み始めました。
今では、年間500箱の極上パッションフルーツを出せるまでになりました。
これが、私たちのパションフルーツのルーツです。
まとめ
「沖縄の農産物で人々の未来に幸せと健康を届けたい」
これが、私たちの成し遂げたいミッションです。
そして、消費者と生産者の両方の生活を向上させていきます。
そのためにも、2025年のビジョンとして、沖縄特有の農作物の価値を見直し、日本全国・アジア・世界に届けていきます。
その第一歩として、まずは最高級パッションフルーツの魅力を、日本・アジア・世界に向けて発信していこうと思います。
これからも、日々精進してまいりますので、何卒宜しくお願い申し上げます。


ライター紹介
山城 大(やましろ だい)
琉球大学在学中に、米国・フォートルイス大学・経営学部とタイ王国・タマサート大学・社会起業家学部へ留学する。社会貢献を軸に沖縄情熱農園の経営企画を担当。