- 大 山城
酸味と甘みの絶妙なバランス!南国果実パッションフルーツの基礎知識。

はいさいぐすーよー ちゅーうがなびら
(みなさんこんにちは、ご機嫌いかがですか)
今日は「パッションフルーツって何だろう?」を少しずつ解消していきたいと思います♪
目次
1.名前の由来
2.種類
3.実の特徴
4.味
1.名前の由来
トウケイソウ科 トケイソウ属(passiflora)に属しており、日本名ではクダモノトケイソウと言われています。
メシベの柱頭が3つに分かれているのを時計の針に見立てて命名されました。
属名のpassifloraのpassionは受難、floraは花の意味で、これは、花の5枚の花びらとガクをキリストの10人の使徒に見立て、5本のオシベはキリストの十字架の上で受けた5つの傷に見立てたことからきています!
したがって英名のパッションフルーツ(passiionfuit)は、受難の意味でありますが、トロピカルな南国の果物でもあり、「情熱の果実」とすることがふさわしいとされています♪
2.種類
パッションフルーツの種類は約400種類あるといわれ、食用・薬用として約30種類が利用されています。
その中でも、果物用としては6種類が生食用として栽培されています。
沖縄県では、ムラサキパッションフルーツが主流となっています。
その中でも、沖縄情熱農園では、ムラサキ系パッションフルーツの
サマークィーン、ルビースターの2種類を栽培しています。
3.実の特徴
果実は、50g~250gで球形ないし卵形をしています。
果実の中には、100~250粒の黒い種子が含まれ、個々の種の周囲には、オレンジ色のサック(袋の様なもの)がつき、その中に果汁が入っており、種ごと食べることができます。
4.味-糖度と酸度のバランス-
果汁部分は酸味もありますが、糖度も高く、すばらしい爽快な香りが漂います♪
沖縄情熱農園では、糖度18度、酸度2%の甘味と酸味のバランスのとれた甘酸っぱいパッションフルーツの栽培を行っています♪
その他、
パッションフルーツは生食用、ジュース以外に、香りと酸を生かしたゼリー、ジャム、ドレッシング、ケーキ、ワインなどにも利用されています♪
沖縄情熱農園でも、パッションフルーツを使ったレシピを公開していきます♪
お楽しみに!(^.^)!

ライター紹介
山城 秀平(やましろ しゅうへい)
大学卒業後、東京で5年間働いた後、地元沖縄にある調剤薬局に就職。3年前、農家である父のパッションフルーツハウスを手伝い始めた事をきっかけに、心機一転6年間勤めた調剤薬局を退職し沖縄県立農業大学校に入学。全22科目オールA、難関資格7つ取得。2016年2月に卒業し新規就農者として奮闘中。